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Junk Essay. 弊社社長のクダラナイ雑記

音楽収録プロジェクト(1) 2009.9.14 

※写真は本文とは関係ありません。後に記事を書いてから随分と時間が経ってしまいました。最後にトピックを書いたのが丁度1年位前だったわけですが、この間映像に関わる話題を季刊報である「DPIC Entertainmer」で発信していたため、書くべき話題を少々失っていた感のある雑記でありますが、今回また新しいプロジェクトを発信させたため、その件について少し触れたいと存じます。

 このプロジェクトは今日を迎えるまでに構想から4年を費やしました。費やした、というとこのことだけを考えていたみたいですが、実はそうではなくて、「インターネットでの”演奏機会としての無償配信”は今後インターネットのリソースとして意義のあるものになる」ということを2005年頃に考えて、具体的に映像の試作と配信をしたのが始まりです。当時は現在ほど動画は気軽なものではなくて、高音質・高画質の配信は出来たものの、それを視聴するには充分な要素を持っているとは言えない頃でした。

 そして何よりも問題になったのはそのコンテンツの制作。費用は勿論ですが、「資産たる映像」としてそれを残す、という前提があり、HDVだったとはいえ、まだまだ一般的とは言えなかったハイビジョン制作であったこともあり、質・量・コスト、どれを取っても一筋縄では行かない時代でした。


 このため、「制作の部分が何とかならないと継続は難しい」と考え、最初の制作で得たノウハウで自社制作を始めたのがこのプロダクション創設のきっかけでした。さはさりながら身勝手な自主制作では何時までも技量が向上しませんから具体的に映像に意義と意味を持たせて1年位制作を重ねてノウハウを蓄え、現在のプロダクションを設立した経緯があります。


 その後暫くは音楽関連の収録はニーズ自体が乏しかったため、制作機会がないまま今日に至っておりますが、現在であれば充分に想定した品質のものを継続的に配信出来ると考え、各クライアント様の御協力を頂いてこのプロジェクトを発信させるに至りました。(続く)

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