Last Updated 2018-06-22

Junk Essay. 弊社社長のクダラナイ雑記

DPIC KANSAI 2012.12.22 


然だが、今回、新しいエンタテイメント・ブランドを発表することになった。名前は「DPIC KANSAI(ディーピック・カンサイ)」。「関西」という、直球勝負のベタなネーミングが、私的には非常に気に入っている。

 これ自体が何するのか、というと実は何もしないし特別な意味はない。ただ、このブランドは、当社のレーベルアーティストのうち、関西出身で活動も関西を軸足にしている実力派アーティストの様々なエンタテイメントを示す「プロモーション・ブランド」として確立したいと思っている。これは即ち、「ディーピック・カンサイのメンバー」と言われることが、上質なエンタテイメントを保証するアーティスト、と誰もが認識して頂けるように、当社が責任を持って様々な作品やライヴをプロデュースする、「責任の証」でもある。

 ところで、なんで関西?といろいろ聞かれたりしたわけだが、まず最初のアーティストとして、当社のファーストタイトルを担い、当時唯一の関西在住のアーティストである京都府出身の桑原怜子。次いで神戸出身で、2012年の帰国を待って加入したアーティストリスト(2011)登録メンバーの崎谷明弘。そして2012年の募集で唯一の通過メンバー、大阪出身で在住の半澤佑果がレーベルアーティストとして加入したことで、京阪神のアーティストラインが揃ったということ。そしてこの最初のメンバーである3人が、ヴィルドオーソ・ヴィルドオーサ的な「パフォーマンス主義」を一義としているということ。今日の日本において、この傾向は特筆すべき物がある、と私的に考えており、そのような姿をひとつの「ブランド」として表したい、そういう想いを込めている。

 これから先、この3人が日本のクラシックシーンを沸かす中心となる。そういう意気込みでこのブランドを育てて行きたい。そういう想いで一杯の今日この頃である。(了)

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