Last Updated 2018-06-22

Junk Essay. 弊社社長のクダラナイ雑記

募集近況2012 2012.07.15 

る6月30日、2012年度の募集の受付が終了。オケもピアノも募集にあたっては本当に沢山(もう、本当に溜息が出るくらい電話を上げ、そしてメールを返した。)の問い合わせがあったものの、オケは残念ながら継続募集となった。まぁ、これは予想していたことなので諦めずに募集を継続。ピアノの方は、予想に反して応募者がいた(いないと思っていたよ)ので二次選考をすることになった。二次選考に進んだ各位には既に課題曲の楽譜を送っている。折角の募集近況の報告なので、二次選考に進んだ各位のために少しいろいろ書いてみようと思う。

 今回通過した各位は選考にあたり、重要且つ厳格な通過基準を満たしている。ひとつは「応募者本人」がポテンシャルの向上とパフォーマーとしての最良を示すこと”のみ”を他の誰よりも渇望し、今尚市場で孤独な奮闘を続けているということ。そしてそれらを「自分の足で」実現しようとしていることだ。一次選考の課題曲にあのような指定を強いたのは、「約束どおりのものが期限内に上がる」という、コマーシャルで最も重要且つ基本となることを自分の力で満たせるかどうかを、私自身の目と耳で確かめることを目的としているためである。

 そしてこれが応募出来る、ということは、少なくとも「自分の足で立つ」、即ち自分自身の力で解決出来るかどうかを確かめることになる。選考基準に書いたにも関わらず、「音源の録音がとても間に合わない」とか「1曲だけじゃ応募出来ないのか?」などのわけのわからない問い合わせや、極めつけは応募者本人以外の第三者が期限を過ぎて応募してくる(しかも応募物がその規定すら満たせていない)など、応募基準すら「自分自身」の力で満たせない不心得者(そういう者は何処に応募しても結果など出ないと断言しておく)も少なからずいたことが非常に残念である。当然のようにこれらの者が選考の対象から外れたことは言う迄もないし、飲まず食わずでEMS代を捻出して、泣きながら海外から応募して来た真に熱意ある各位(無論、これらも本人からの応募である)のためにも、基準は更に厳格化して行きたいと考えている。

 具体的な人数は此処では書かないが、ピアノの募集については今回の選考を通過した者は極僅かの人数である。なので今年は二次選考の選考物が届き次第迅速に選考を行い、基本的に「問題がない」者は通したいと考えている。但し、二次選考の課題はそう易々と「解ける」わけのない課題を出したので、しっかりと、さはさりながらあまり時間をかけずに答えを出して欲しいと考えている。早ければこの夏にもそのアーティストを皆に紹介出来ると思うので期待していて欲しい。

それと、昨年の募集のリスト掲載者の収録とリリースに関する概要が最近纏まった案件がある。こちらについては今は多くは語れないが、皆がきっと驚きを持ってそれを迎えてくれると信じている。こちらも夏から秋にかけて一度ネタを振る予定なので、大いに期待されたし。(了)

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