Junk Essay. 弊社社長のクダラナイ雑記
パワーアップ・1年分 2010.11.01
予定より7日以上遅れてVol7を無事に配信開始。アーティストがオンシーズンに入っている関係でスタジオは短いオフシーズンに入っておりますが、今月の下旬には商用音源の収録としては初めての「別件収録」があるためマスタリングのダイヤグラムなどのモデリングやピアノの整備に明け暮れております。こんなに忙しい予定ではなかったのですが、今年の秋冬は忙殺されることが既にわかっているので最初から死んでいる今日このごろであります。と、冗談を言っていたら「お前、顔色が悪いぞ」って言われてビクーリしたわけですが、徹夜続きで単に風呂に入っていなかっただけという冗談だということは内緒ですw
根本さんの手(DPIC-Kashiwai Studio)さて、今月で収録はいよいよ2年目に突入です。この1年はとにかく試行錯誤の1年で、まずは何とか「1年走り切った」というのが正直なところで、息切れしては足を止めての繰り返しで、その度にスタッフやアーティストやスポンサーの各位に随分と励まされました。
ただ、息切れするほど走り続けると人間は鍛えられるもので、この1年くらいで、アコースティック・ファームとして必要な最低限の技量を蓄えることが出来たし、スタジオも「箱」としてまずまずの仕事をしてくれるようになりました。無論、まだまだ「最低限」のラインに来ただけなので、とにかく上を目指して2年目を走って行きたいと思う次第ですが、この1年分のパワーアップの計として収録したのがバラードのNo.3だったりします。
思い起こせば3年前、「業界10年・音源制作界のスーパースター」とあちこちで自称していたプロデューサー氏に「情熱もなく、センスも最低、君をキャストしたことは明らかにミスキャストだ」と氏のYahoo!ブログでコキ下されて以来、頭がカチ割れるくらいの衝撃を受けるようなものを作って、実力でコイツを倒そう、と誓ってひたすら技量の向上を図ってきましたが、出来上がってみるとまだまだ、まーだまだやらないといけないことがあって、頭をカチ割るのはとても無理そうですが、センスはともかく、情熱がない、なんてセリフは絶対言えないようなものにはしたつもり。その氏も業界で13年目を迎えて、氏の嫁(元嫁?)のHPでコッソリ最新作を公開していたけれど、これを観る限りではそろそろ公の場で詫びでも入れてくれないと実名公開しちゃうぞwと思う今日このごろだったりするです。(了)