Junk Essay. 弊社社長のクダラナイ雑記
With Artists. 2011.05.07
2011年3月11日。東北地方太平洋沖地震では、花見川区柏井の当社スタジオも震度6弱という大きな揺れに見舞われ、丁度スタジオに練習で来られていたアーティストの各位も電車が動かなくなるなどしたため、交通網の再開を待ちながら不安な一夜をスタジオで過ごすなど、いろんな出来事がありました。
その地震直後に関係者へ送った短信に、「嘘でもいいから僕らは前進しなければならない」というメッセージを送ったものの、時々刻々と変化する被災地の惨状に触れ、果たして僕らが前進した先で出来ることは何なのだろうか?と深く思い悩んでおりました。
幸いなことにスタジオは大きな被害もなく、3月19日に予定されていた収録も行われ。その際に皆で Artist with STAFF(5月5日のライヴ終演後)被災地を励ます歌を歌おう!ということでVTRを収録するなどしました(これについては近いうちにここでアップします)。
そして5月5日のチャリティライヴ。本当のことを言えば、このライヴは元々は震災前の2月から計画されていたもので、通常の公演として開催を計画していましたが、その後の震災でその開催の是非を問う事となりました。その後も続く余震、計画停電、都内や川崎では屋根が落ちたホールもあるなど、「安全の確保」という当たり前のように確保されるべきものが揺らぐ状況で、一度は中止も検討しました。さはさりながら、ここでこれを中止にしても何も生まれないということ、そしてプロジェクトのスポンサー社であるピアノプラザの菊地社長の激励もあり、チャリティライヴとして開催することとなりました。出演アーティストも予定通りどころか急遽出演アーティストが増えるなど、本当に多くのアーティストとスタッフの尽力でこのパフォーマンスライヴを盛況のうちに終演することが出来ました。
このあと6月12日にはスポンサー社のお膝元、千葉県野田市での埼玉・千葉公演が控えておりますが、アーティストと共に、熱狂的なパフォーマンスを皆様にお届け出来るように頑張ります。(了)