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Junk Essay. 弊社社長のクダラナイ雑記

プロモーションの「自由」  2013.04.08

いぶん時間が開いてしまった。。この間もいろんなことをやっていたわけですが、FY2013に向けていろんな事業計画の立案と具体的な実行があって粛々と前には進んでおりまして、今日は皆様のお知らせと御報告と宣伝(笑)です。突然ですが、ディーッピック・エンタテイメントから、新しいスピンオフ・レーベルとして、「For World RECORDS (フォー・ワールド・レコーズ)」という新しいレーベルを今日発足しました。というかこのレーベルの発足については昨年春から何度か議論されていたわけですが、この度正式に発足、ということになりました。

 で、このレーベルは何?、何をするレーベルなの?、というわけですが、早い話がオーディションなしで、誰でも市場流通に乗るCDを作ることが出来る。というレーベル。実は「誰でも」ってところについて、私は「レーベル」というのは、自社で原盤を取得して、自社の企画したものを自社の責任で出す、というのがレーベルだとこれまでずっと主張してきて、激烈なオーディションを通ったアーティストだけがその仕事に携われる、と考えて来たわけです。一方で、「私はどうやったら自分の作品を世に問うことが出来るのか?」という声を市中のアーティストやプロデューサーやディレクターから沢山頂きました。これに応えるソリューションは「時代の要請」であると、自分で自分を説得して今回の設立となりました。

但しこのレーベルはDPICのような原盤を取得するかわりに制作費をレーベルが持つ「印税契約方式」ではなくて、契約者、即ち制作の依頼者が原盤を取得する費用を負担して当社が制作と市場流通を請負う「制作請負方式」のサービスです。従って制作費を御負担頂くレーベルです。これについてはアーティストは「やる気はある、実力もある、でも、お金がない」というところにフィットするビジネスではないだろうと随分悩んだわけですが、企画制作から流通までをパッケージの範囲なら55万円で全国のCDショップやiTunesStoreのような配信サイトで発売、という、「ごめんなさい、これで許して下さい。。」というところまで頑張った私的には衝撃的な価格のソリューションとして商品を開発したので、アーティストの皆様は是非御検討を頂ければと思っております。勿論、制作品質はレギュラーのDPICと何等変わりはありません。あとはスバラシイ中身をアーティスト様が夢想して演じて頂ければそれで良いのです。是非この新しいサービスを宜しくお願い申し上げます。(了)

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